NHK大河ドラマ「真田丸」の20日(NHK総合午後8時)の平均視聴率が14・2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが21日わかった。前週は15・2%。

 20日は、真田幸村(信繁=堺雅人)が築いた真田丸砦(とりで)を攻めあぐねる家康(内野聖陽)は、幸村に10万石の領地を約束するなどさまざまな調略に乗り出すが、幸村には通じない。

 有楽斎(井上順)らの強い勧めで和睦を決意した秀頼(中川大志)だが、幸村は和睦に反対し、秀頼にも迷いが出始める。幸村は有楽斎の言動には裏があるとあやしむ。幸村は、意を決して茶々(竹内結子)に秀頼の説得を直談判する。茶々の説得を聞き入れない秀頼だが、「そなたを生んだ我こそがこの城の真の主」として茶々は秀頼を黙らせる。

 一方、家康の陣にはイギリスから取り寄せた大砲が到着。運命の砲弾が、大坂城に向けて放たれる、という内容だった。

 また、家康に幸村を調略するように命じられて幸村の叔父上・信尹(栗原英雄)が再登場した。