高橋克典(51)が6日、東京・千代田区のライブレストラン「COTTON CLUB」でアルバム「SINGS」発売記念ライブを行った。

 アルバム発売が13年ぶりなら、ライブも6年ぶり。「デビューは歌手なんですよ。今は(俳優としての役柄の)只野仁ですけど」。笑顔で“歌手・高橋克典”をアピールしながら、2公演で約720人を集めた。

 アルバムは、これまでに出演したドラマから主題歌や挿入歌を選び、ジャズやボサノバ調でカバーした。01年放送の日本テレビ系「FACE」挿入歌の「愛してる」は仲間由紀恵(37)とのデュエット曲。今回は西内まりや(22)を相手に選んだ。「年の差(29歳)のある男女のアーバンな都会の色っぽい曲になればいいなと思ってお願いした」という。

 「私でいいのかなと思ってビックリした」と振り返る西内だが、レコーディングでは、ため息や息づかいなどのセクシーなニュアンスを指導する高橋に従って、納得のいく“大人の曲”が出来上がった。

 約1時間のライブ中では、ゲスト参加した西内と「愛してる」の歌唱も披露した。