女優石田えり(56)がパーソナルトレーニングジムRIZAPの新CMキャラクターに起用された。石田はかつて映画や写真集でヌードを披露し、抜群のプロポーションで男性ファンの目をくぎ付けにした。50代半ばを過ぎ、もう1度グラビアに挑戦するために、7万人以上の体を変えた実績のあるRIZAPでのボディーメークを決意したという。

 10日から放送される新CMは、「過去の自分への挑戦」がコンセプト。これまでの「ビフォアーアフター」形式ではなく、若い頃の石田の水着姿と、RIZAPでトレーニングに励む石田の姿が交互に映し出される。石田は「やるからには当時を超えたいですね」「50代60代でも不可能はないことを証明したい」と力強く宣言。ボリュームアップしたおなか回りを隠すことなく、一心不乱にRIZAPトレーナーとトレーニングに取り組む。

 一方、RIZAPのトレーナーも「お任せください!」と自信たっぷりに返答。科学的根拠に基づいたRIZAPプログラムをもとに、体形の変化に諦めかけていた同世代の女性の心を鼓舞する内容になっている。

 石田といえば映画「遠雷」(81年)で披露したみずみずしいヌードや、ヘルムート・ニュートン氏の写真集「罪」(93年)の大胆なヘアヌードが有名だ。97年には写真集「1979+NOW-『石田えり+篠山紀信』」も出版した。しかし、年齢を重ねるとともに、体形の変化への戸惑いや諦めを感じ、自分1人で努力してもなかなか戻らない現実に直面していたという。

 今後、RIZAPトレーナーとのマンツーマントレーニングや毎日の食事指導、メンタルサポートによるRIZAP独自のボディーメークに挑む。「昔の自分に戻るだけでなく、今の年齢だからこそ魅せることができる美しい体になりたい」と意欲を語っている。