お笑いタレントのスマイリーキクチ(45)が、殺害予告を受けたため出演予定だった5日生放送のNHK「わたしの東京 わたしの大阪物語」への出演をキャンセルしたことを明かした。

 キクチは同日ブログを更新。「先週、ブログに殺害予告のコメントが投稿されたとスタッフさんから報告を受けました。本日放送された『わたしの東京 わたしの大阪物語』に出演する予定でしたが、生放送だったため、周囲への安全面を考慮した結果、出演を取りやめることになりました」と報告した。

 同番組への出演のため、昨年から番宣を行うなどしていたキクチ。「生まれ育った街を盛り上げる番組にスタートから参加できて、本日の生放送がゴールという、とても大切な番組でした。この日のためにたくさんの方が協力してくれました」と番組への思いをつづり、「最後の最後まで最善を尽くしてくださった番組に携わる全ての皆さまには、感謝の気持ちと、多大なご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。そして、放送を楽しみにしていた皆さま、本当にすみませんでした。。。」と、謝罪とともに悔しさをにじませた。

 キクチは過去に長年に渡りネットで誹謗(ひぼう)中傷を受け、11年にはその経験をつづった「突然、僕は殺人犯にされたーネット中傷被害を受けた10年間」を出版し話題になった。