女優多部未華子(28)が11日、都内で、主演するNHK「ツバキ文具店」(14日スタート、金曜午後10時)の会見に、共演の高橋克典、上地雄輔、片瀬那奈、新津ちせ、江波杏子、奥田瑛二、倍賞美津子と出席した。手紙の代書を仕事とする女性の成長を描く。

 多部は「シンプルですが、心が温まるお話です」とPRすると手紙にまつわる個人的なエピソードも紹介。「中学生の頃、お世話になった担任の先生に、大学生になってすぐに手紙を書きました。苦手な先生でしたけど、高校受験の時に親身になってくれました。大学に入った時、ふと『あの時はありがとうございました』と書きたくなって。でも、封までしたのに結局、恥ずかしくて出せませんでした。今も残っています」と語った。

 高橋は「この原作を読んだ時、すごく手紙を書きたくなりました。今日なら浅田真央さん。狙いすぎですかね」と笑った。また「亡き父に書きたい。仲が悪いまま、死んじゃったんで」とも。

 一方、奥田は、会見後、娘の安藤サクラが6月にも第1子出産予定であることに「性別は分かりませんが、楽しみです」と語った。安藤は12年3月に俳優柄本佑と結婚した。