歌手新沼謙治(62)が28日、都内で、アンテナショップ「いわて銀河プラザ」20周年記念祭に出席した。

岩手県出身の新沼は、同店の一日店長に就任し、ミニライブを行った。“ミニライブ”と銘打ってはいるが、新沼の呼びかけで参加した早瀬ひとみ、みち乃く兄弟、さわち美欧、大沢桃子がゲストに参加する約1時間半におよぶ本格的なライブとなった。

「一日店長ということでこのメンバーでライブをやりたかった。また、来年もここで、このメンバーでやりますので、その時は集まってくださいね」とファンに呼びかけると約150人のファンが拍手で応えた。

みち乃く兄弟が歌うデビュー30周年記念曲「帰郷」は、新沼の作詞作曲だ。「曲を作っている途中である人に聞かせたら、『こんな良い曲、自分で歌えばいいのに』と言われた」と明かした。「人に渡す曲だから、自分が納得できて、他人が聞いても良いと思ってもらえる曲にしたかったので良かったですよ。毎日、有線でリクエストしている」と笑った。

4月発売の自身の新曲「盛川」については、「子どものころおやじに、魚釣りに釣れていってもらった川なんです」と話した。「カラオケで歌いたいと言ってもらいますが、『もりがわ』と入れてしまって曲が見つからない人が多いらしいんです。『さかりがわ』ですから!」とアピールした。

この日、同曲をはじめ大ヒット曲「嫁に来ないか」などを披露した。