昨年放送のTBS系ドラマ「うぬぼれ刑事」で第29回向田邦子賞を受賞した脚本家宮藤官九郎氏(40)が5月31日、都内で行われた受賞パーティーに出席した。連ドラ10作品目で受賞した宮藤氏は、母親と妻子が見守る中「これからもオリジナルの連ドラを作っていく」と喜びを語った。

 ステージには、主演長瀬智也や生田斗真、中島美嘉らキャスト12人もお祝いに駆け付けた。長瀬は「宮藤さんの刺激的な演出と脚本にいつも驚かされます」。また「何がしかの役で出していただいた」というおぎやはぎの矢作兼は「第1話の台本を読んで、向田邦子賞を取ると思っていた」と笑わせ「選考委員の先生方と僕のセンスは同じ。そろそろ具合の悪い選考委員がいましたら僕がやりたい」と話していた。