フジテレビ系「めざにゅ~」(月~金曜午前4時)のメーンキャスター杉崎美香(32)が、今月末で番組を降板することが19日、分かった。杉崎は03年10月の番組スタートから出演し、早朝の顔となっていた。

 杉崎は周囲に「8年間走り続け、自分自身の中でやり切った感があります。この機会に仕事のペースをもう1度見直してみようと考えました」などと語っているという。

 関係者は「かなり前から、そろそろ、降板させてほしいと申し入れをしていたと聞いている」と明かした。早朝番組の出演は、夜に起きるなど、昼と夜が逆転する。通常の生活リズムとは違う生活で、体力的にも、精神的にも負担は大きい。友人と夜に食事することさえ難しい生活だ。杉崎は8年も週5日間続けており、普通の生活リズムに戻りたいというのが理由のようだ。

 10月からは、杉崎に代わり、フジテレビの石本沙織アナ(31)と戸部洋子アナ(30)の同期コンビが番組の進行を務めるという。2人は、03年の番組スタート時にお天気キャスターとして出演していた。戸部アナは「新人のころ、初めて担当した番組に再び、メーンとして帰ることができ、感慨深いです」。石本アナも「アラサー同期コンビで頑張ります」と語っているという。