K-POPグループ、KARAのギュリ(23)主演舞台「美女はつらいの」(大阪松竹座=10月8日~11月6日)をめぐり、原作とされる漫画家鈴木由美子さん(51)が、東京地裁に上演差し止め請求の仮処分を申し立てていた件で、東京地裁は3日、鈴木さん側の申し立てを却下した。これにより、公演は予定通り、上演される。申し立ては先月14日、鈴木さんの著作権を管理する講談社から同地裁に行われ、同社側は、漫画「カンナさん大成功です!」について、ミュージカル化の合意がないまま、韓国の製作者が韓国で上演し、日本公演も話がまとまっていない、と訴えた。松竹側は「韓国の製作者から上演権を獲得した」と主張していた。