俳優宅間孝行(41)が主宰する劇団「東京セレソンデラックス」が、来年限りで解散することが27日、分かった。大ヒットドラマ「花より男子」シリーズなどの脚本も手掛けた宅間のオリジナル作品が見られる同劇団は、今年が結成10周年。熱狂的なファンだけでなく、同業の役者たちからも数多くの出演希望が殺到する人気を誇っていたが、来年10~11月の本公演「笑う巨塔」を最後に、歴史にピリオドを打つ。

 数年前から解散を考えていたという宅間は「そもそも少人数の劇団で、毎回オーディションをするプロデュース集団に近い形態を取っていた。現状に甘んじることなく、さらなる発展したエンターテインメント作りのためのステップとして決断した」。2012年を解散イヤーとして、活発に活動して、最後を締めくくることになる。