AKB48が、インドネシアの首都ジャカルタに初上陸した。日本のサブカルチャーの祭典「ジャパン・ポップカルチャー・フェスティバル」で特別ライブを開催した。ほかにも同国の国民的人気の音楽番組の生出演や、在インドネシア日本大使館のレセプションに招待されるなど、引っ張りだこの人気ぶりだった。

 指原莉乃(19)の、たどたどしいインドネシア語のギャグでも、盛り上がる。「ムマンチ~ン!

 ムマンチ~ン(魚釣り)」。インドネシア語会話集から「言いやすかった」との理由だけで選んで、連呼してみた単語でも、ウケにウケた。

 

 前田敦子、大島優子が不在の中、指原は「完全にジャカルタのノリが分かった!

 長旅はつらいはずなのに、バリバリ元気になっちゃった」と、誇らしげにセンターを務めきった。

 海外初の48グループが誕生した国に初上陸した意義は大きい。JKT48関係者は「我々の人気上昇にも追い風です。いまやAKB48の東南アジアでの影響力は計り知れない」と話した。アジアを席巻するK-POPに対抗するためにも、AKB48はJ-POPの旗手として、飛び回り続ける。