タレント板尾創路(49)が23日、都内で著書「板尾日記8」の出版記念イベントを開き、昨年末ごろ、セクシータレント壇蜜(32)の自宅を1人で訪れたことを明かした。

 板尾が昨年1年間、日々の思いや出来事をつづった日記を集めた本で、05年から続いている人気シリーズの8冊目。板尾は昨年、11月に公開された映画「私の奴隷になりなさい」で主演の壇と共演したばかりで、壇との交流を聞かれた板尾が、温めていた秘話を明かした。

 「映画が公開された直後ごろ、『1度ごはんに行こう』というメールのやりとりをしてたんです。すると、彼女は『じゃあ、家に来てください。あたし、(ごはんを)作りますから』と言ってきた。それで自宅に行って、すき焼きを作ってくれた。何か不思議な感じでしたけどね(笑い)」

 壇蜜の自宅では、DVDを見たり、雑談をしたりして一緒にすき焼きを食べただけで、エロティックな関係にはならなかったと強調。「すき焼きはおいしかった。自宅はすごく質素で、控えめ。逃亡者(の生活)みたい。何のセキュリティーもないし、肝が据わっている。すごい人ですよ」と続けた。

 板尾は同映画で、OL役の壇蜜を調教する役を演じており、「彼女と仕事をして、開き直りみたいな『覚悟』を感じた。ブレークするというか、事件になるんじゃないかという予感があった。すごく楽しい仕事だったし、役者冥利(みょうり)に尽きる。彼女は『戦友』みたいな感じだし、感謝しています」と壇蜜を絶賛した。

 自身のプライベートでは昨年6月、次女が誕生した。お笑い、俳優、映画監督のほか子育てにも忙しい日々だが、「無事に元気で、普通に生まれてきてくれた。去年はプライベートではそれが一番大きい(出来事)。今は8カ月で、いつもニコニコしてます」と父親の顔になって語った。

 また、この日のイベントでは、女優鈴木杏と酒井若菜を招き、「板尾日記8」を声に出して読む「朗読会」を行った。

 [2013年2月23日18時14分]日刊スポーツのオススメ