乳がんの予防で、乳腺切除手術を受けたことを明かした米女優アンジェリーナ・ジョリー(37)が、今度は卵巣摘出手術を受ける意向だと米ピープル誌が報じた。

 ジョリーは、ニューヨーク・タイムズ紙に寄稿した記事で乳がんや卵巣がんのリスクを高める恐れのある病的変異のある遺伝子が見つかったため、乳腺切除手術に踏み切ったことを告白したばかり。同誌によると、卵巣がんになるリスクはまだ50%あることから、医師たちは40歳になるまでに卵巣摘出手術を受けるよう勧めているという。

 ジョリーは3人の実子を含む6人の子供がおり、今後も妊娠する可能性もあったが、本人はできるだけ早く手術を受ける意向だと伝えている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)