NHKは25日、2012年度決算を発表した。事業収入は前年度比63億円減の6603億円、事業支出は同35億円減の6408億円だった。収入から支出を引いた事業収支差金は同28億円減の195億円で、7年ぶりの減収減益となった。

 事業収入の減少は、昨年10月に始まった受信料の値下げが主な理由。受信料収入は前年度比13億円減の6387億円だった。値下げの影響で受信料収入は218億円の減収が見込まれていたが、受信契約件数の増加などで205億円の増収を確保し、前年度比で0・2%減にとどめた。

 事業支出では、衆院選やロンドン五輪の放送で経費がかさみ、国内放送費が前年度比71億円増の2774億円。契約収納費は効率的な業務運営を進めた結果、同23億円減の575億円となった。

 子会社・関連会社計15社を含めた12年度連結決算は、経常事業収入が前年度比135億円減の7357億円、当期事業収支差金は同0・9億円増の224億円だった。