フジテレビ在職中に不正流用疑惑騒動で処分された同局元アナウンサーの長谷川豊氏(37)が14日、都内で映画「生贄のジレンマ」(金子修介監督)の舞台あいさつの司会を務めた。騒動後、初の公の場で「さまざまな事情で現在フリーアナウンサーをしています。久しぶりに皆さまの前に出てくるので緊張しています」とあいさつした。

 初キスシーンがあった主演の須賀健太には「どうでしたか?

 何味でしたか?

 バックが何もないのでどんな質問もできます」。主題歌を歌ったMay'nに「もしスタッフをいけにえにするとしたらどうしますか?」と聞き、May'nが「偉い人は(いけにえに)しないですね」と答えると、すかさず「会社ってそういうふうにできてますからね~」とにやり。

 映画宣伝用に作られた「いけにえ党」のポスターを手に「党首になりました。略していけにえアナウンサーです」と、どこまでも自虐的だった。ほかに竹富聖花が出席。