岡田准一(32)が27日、主演する来年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」のスタジオ収録開始にあたり、共演の中谷美紀(37)片岡鶴太郎(58)柴田恭兵(62)と役衣装姿で会見した。「熱い大河になればいい」と意気込みを語った。

 スタジオ収録はこの日開始だが、ロケは先週からスタートした。この日は麻の着物姿だったが、ロケで甲冑(かっちゅう)を着た際「スタッフが『おぉ~』と言ってくれた。写真も撮られたりして興奮してくれた。これでいいんだなと思った」と黒田官兵衛を演じる手ごたえを語った。

 収録前はプレッシャーを感じていたというが、この日は「入っちゃうと楽しい」。さらに「大河を使わせてもらって遊ぶチームが入った瞬間に出来上がった感じ」と語った。家族で見ていただけるエンターテインメントを意識しているとし「熱い大河になればいい」と抱負を語った。

 V6のメンバーからも「頑張って」と言われるという。NHK「あさイチ」に出演中の井ノ原快彦からは「遊びに行くよ」と言われたが、いまだに来ていない。それでもNHKの番組出演者の先輩として「食堂はいいよ」とアドバイスをもらったという。

 妻を演じる中谷美紀は「岡田さんは静かで威厳あるたたずまい。妻として大変光栄」。父を演じる柴田は「せりふの言い方を聞き、自分に似ていると思った。親子を素直に演じられる」。最初の主君を演じる片岡は「(頭の)キレる男のいい顔」と岡田の印象を語った。