芸能事務所ホリプロのオーディション「第38回ホリプロタレントスカウトキャラバン」が4日、都内で行われ、栃木出身の佐藤美希さん(20)がグランプリを獲得した。

 2万216人の頂点に立った佐藤さんは、ホリプロ所属と同時に、女性ファッション誌「non-no」専属モデルにも決まった。

 今回は初めて女性ファッション誌「non-no」「Seveteen」と連動し、「モデル」を選出した。先月中旬に東京で行われた合宿などの選考を経て、12人のファイナリストがこの日の決選大会に臨み、ウオーキング中心の審査が行われた。

 中学時代に柔道部に所属していたという佐藤さんは、得意技「内股」を振られると、見事な“エア内股”を披露。堂々とした振る舞いに、司会のバナナマンも感心していた。

 グランプリ発表時は「頭が真っ白になった」と両手で口をふさいで驚いた。その姿に、プレゼンターとして登場した前回グランプリの優希美青(14)が思わずもらい泣きする場面も。佐藤さんは「本当に信じられないくらいうれしい。応援してくださった方に感謝したいです」と喜びを語った。

 佐藤さんは、賞金100万円を獲得したほか、ジャパンゲートウェイのCM出演、民放連による「ラジオ親善大使」起用も同時に決まった。