8日に肝臓がんで死去した歌手島倉千代子さん(享年75)の葬儀・告別式が14日、東京・青山葬儀所で営まれ、石川さゆり、八代亜紀ら歌手仲間や芸能関係者が参列し、島倉さんとの最後の別れを惜しんだ。
式の冒頭には、亡くなる3日前の今月5日、島倉さんが自宅のリビングで録音した声が流された。島倉さんの声は弱々しく、震えていた。
「私の部屋の中にスタジオができて、それで、私は、できる限りの声で歌いました。自分の人生の最後にもう2度と見られないこの風景を見せていただきながら、歌を入れられるって、こんな幸せはありませんでした。人生の最後に素晴らしい、素晴らしい時間をありがとうございました」
その後、歌手南こうせつが手掛けた島倉さんにとっての最後の曲「からたちの小径」が流れた。
弔辞を読んだ石川は「生涯を歌い手として見事に全うされた。本当に寂しいです。優しく、時に厳しく叱ってくれる人がいなくなってしまいました」と涙をこらえながら、島倉さんの遺影に語りかけた。
島倉さんは3年前に肝臓がんを発症。3度の手術を受け、入退院を繰り返しながら治療を受けたが、体調を崩して6日に再入院した。




