元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が21日、自身のブログを更新。物議を醸した“阿呆方さん”コントの放送を自粛したフジテレビの上層部に向けて「辞めた方がいいんじゃないか?」と退社を呼びかけた。

 STAP細胞論文の不正問題をめぐり、理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダー(30)をネタにした“阿呆方さん”なるキャラクターによるコントを5月に放送予定だったフジテレビ系「めちゃめちゃイケてるッ!」。しかし批判が殺到したことから同番組では同コントの放送を取りやめていた。

 “阿呆方さんコント”はお蔵入りとなったが、19日の同番組では、阿呆方さん役を演じるはずだったタレントの重盛さと美に、世界の国名を「あります」「ありません」で回答させるクイズを実施。おバカキャラで知られる重盛だけに、クイズの出来は散々なもので、加藤浩次からスリッパで頭を叩かれ、出演者たちを爆笑させた。

 “阿呆方さん”という名称こそ出していないが、このクイズコントはまさにお蔵入りになったものと同じ形式のもの。当初より阿呆方さんコントについて「小保方さんを擁護していた岡村さんが、彼女をバカにするだけのコントしないと思う」と主張し、「放送するべきだった」との立場から自粛を批判していた長谷川氏は、今回の放送に「さて、さすがはめちゃイケスタッフだ。思いっきりやりきった(笑)!当然、ネット上では賞賛の嵐。面白かったしね。現在まで何の問題も起きていない」と評価した。

 その上で、放送されたコントについて「だからあのコント、何が問題なんだ?」と、放送自粛に至った当時の批判に疑問を呈した長谷川氏。

 そして、「思うんだが、こんなくだらない批判を全部真に受けて、思考停止状態に陥り、テレビマンに許された表現の自由という最高の権利を無視し、戦うこと、スタッフを信じることから手を抜き、単に『放送をやめる』という判断をしたフジ社内の人間(たぶん上層部)、辞めた方がいいんじゃないか?」と、バッサリ。

 昨今、番組の質の低下が叫ばれているテレビをめぐる責任の所在を、「テレビをつまらなくしたのはお前らだと思う」と指摘するとともに、「フリー、いいぞ?自由だぞ?こっちの世界で待ってる」と、フリーへの転身を提言した。