元TBSアナウンサーの雨宮塔子(43)が、02年に結婚したパティシエの青木定治氏(46)と離婚に向けて協議していることが5日、分かった。

 雨宮の所属事務所関係者は「本人からも報告を受け、現在、離婚に向けて協議中です」と説明し、雨宮も経緯を書面で発表した。

 「離婚に向けた話を切り出したのは昨年の春で、実際に別居してから1年以上が経ちます。こんなにも時間が過ぎてしまったのは、フランスでの離婚手続きには時間がかかることと、子供がいることもあり、前向きな離婚に向けてじっくりと時間を取ってきたことがあります。日本に彼がお店を出してから十年目を迎えますが、それ以来、離れている時間が多くなりました。彼は家族のためにも一生懸命働いてくれるのですが、パリでの子育てに孤軍奮闘している私には、彼と共有できるものがまったくない寂しさに堪え切れませんでした。十年間、それでも添い遂げたいと思ってやってきましたが、結婚十年目を迎えた節目の年に、変わらぬ現実を前に、ついに答えを出した次第です」(原文のまま)

 雨宮は99年にTBSを退社後、パリに渡り、美術や語学を学ぶ中、02年に青山氏と出会い、12月に結婚。翌03年に長女、05年には長男を出産し、現在もパリに在住。関係者によると、今後も生活と仕事の拠点はパリに置くという。