俳優織田裕二(46)が7日、都内で行われたWOWOW主演ドラマ「株価暴落」(19日スタート、日曜午後10時)の完成披露試写会に出席した。第1子が11月に誕生すると日刊スポーツが先月末に報じて以来、公の場に初めて姿を見せた。

 舞台あいさつ終了後、取材陣から祝福の言葉を送られると、会釈をしながら「ありがとうございます。ありがとうございます」と照れくさそうな笑顔を浮かべて応じた。私生活を明かさないこだわりを持つが、父親になる喜びは隠せなかったようだ。織田は10年8月に一般女性と結婚した。

 同ドラマでは、経営危機に陥ったメガバンクの中で自分の信念に忠実に突き進む孤高の銀行員を演じた。原作は「半沢直樹」などで知られる作家池井戸潤氏(51)。織田は「大人のエンターテインメント。見終わった後、もういっちょやってやろうという元気が出る作品」と話した。

 銀行員役は初挑戦。「台本を一読した時、はっきりものを言う人だなと思った。言わないといけない。誰も言えないことを言うしかない。息苦しい思いをしています」と話した。

 この日は、共演した板尾創路(51)石橋凌(58)瀬戸康史(26)高嶋政伸(47)も出席した。