明石家さんま(59)が2日、大阪市内で、MBSテレビ「痛快!明石家電視台」(月曜午後11時53分=23日放送分)収録を行い、ゲストに紫吹淳(46)姿月あさと(44)ら宝塚歌劇団の元トップ6人を呼び、タカラヅカへの“トラウマ”を告白した。

 さんまは笑福亭松之助に師事した駆け出し当時、宝塚歌劇を観劇に行き、70~80年代に星組のトップ娘役として活躍した湖条れいかのファンだった。40年ほど前まで「よう見に行ってた。(元星~花組トップスターの)安奈淳さんとかがいてはった時代で、いうても客席に男おらんねん…」。そこでさんまに衝撃の“事件”が起こった。

 「客席に男はオレ1人ぐらいで、休憩入ってトイレに行ったら、もうおばちゃん(女性の観客)遠慮ないねん!

 ブワーッと男トイレに入ってきて(用を足している瞬間を)見られた」

 以来、宝塚観劇から足は遠のいたという。ただ、さんまの“見る目”は確かだったようで、黒木瞳が初舞台生だった当時、新入団紹介の小さな顔写真を見つけ「この子、かわいい!

 と思ってたら、それが黒木瞳さんやった。師匠もかわいい言うてた」と振り返った。師弟そろって、女性の将来性を見抜く目は確かなものを持っていた。

 そんな宝塚トークに、紫吹らも大爆笑。この日集まったOGは、紫吹、姿月のほか、彩輝なお(44)水夏希(42)彩乃かなみ(38)遠野あすか(36)ら妙齢女子ばかりで、宝塚音楽学校時代の縦社会の厳しい話から、禁断の恋愛ネタにまで発展した。

 会場のファンから「婚期が遅くなりそう」と指摘され、一同は苦笑。現役時代、姿月は「飲みに行って、朝帰りはあった」と告白。紫吹も「ばれないようにしていたんじゃないですか」と、当時も、プライベートでたまにハメを外すことがあったと打ち明けた。

 ただし、男役としてのあり方には気を使っていたといい、必然的に、ファンが指摘する通り、婚期の遅れは自覚していたという。

 紫吹は以前、別の番組企画で、「さんまとお似合い」と指摘されたことがあるといい「なのに、さんまさんから全然、お誘いがない!

 私はさんまさん、大好きです」とラブコールを送っていた。