京都で製作された往年の名画を中心に、京都市内で2年に1回、特集上映をしてきた「京都映画祭」が終了することが16日、分かった。

 主催してきた実行委員会(3月に解散)の吉田馨元事務局長は「自分たちが見てほしい作品は出し尽くしたのが理由」としている。今後、映画監督の中島貞夫氏を中心とした有志で、若い映画人が京都で映画を製作してもらうための環境整備に活動を移す。

 京都映画祭は日本映画生誕100年を記念し、京都市などが中心となり1997年にスタート。財政難で03年に1度休止したが、多くの映画ファンからの中止を惜しむ声を受け04年に再開。最後となった昨年10月までに計8回開いた。昨年は日本映画が斜陽期を迎えた70年代の作品で特集を組み、計約1万1000人が入場した。

 主な特集上映は「戦国と幕末のヒーローたち

 時代劇が描いた歴史」(第7回)など。