映画「謎解きはディナーのあとで」(土方政人監督)の公開初日舞台あいさつが3日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、嵐の櫻井翔(31)北川景子(26)らが出席した。

 財閥令嬢役の北川と、その執事を演じる櫻井が、屋上のヘリポートから自家用ヘリで登場するというゴージャスな演出。櫻井は「楽しんでいただけたであろう、みなさんの笑顔と、朝から華やぐスタッフの笑顔が見られて、本当に今日は胸がいっぱいです」と、感無量の面持ちだった。

 あいさつには、椎名桔平(49)中村雅俊(62)生瀬勝久(52)桜庭ななみ(20)土方監督も登壇した。

 生瀬は、映画「ヤッターマン」に続いて、櫻井の敵役を演じた。シンガポールでロケを行った櫻井らとは違い、自分は国内のスタジオでの撮影で、顔を合わせることはほぼなかった。「僕、(櫻井に)会ったのは『ヤッターマン』の時だけ。しかもまた戦って、また負ける(笑い)。そろそろ仲間に入れてくれよ。そっちの一派に」と訴え、笑わせた。

 12年に「本屋大賞」を受賞したベストセラー小説が原作。11年10月から始まったテレビドラマもヒットし、今回の映画化につながった。出演者からは、続編やスピンオフ作を希望する声が上がった。「私もやりたい」という北川の声に、櫻井は「そのときにはぜひわたくしも」と共演を希望。北川が「もちろん!

 いないと成り立たないから」と答えると、生瀬から「それはもう本編と同じじゃないですか」と突っ込まれていた。