演歌歌手五木ひろし(59)の紫綬褒章受章を祝う会が11日、ザ・プリンスパークタワー東京で行われた。発起人代表の麻生太郎衆院議員(67)や長嶋茂雄巨人終身名誉監督(72)俳優松方弘樹(65)ら約690人から祝福を受け、感謝を込めて「契り」「山河」などを熱唱。1日付で松浦亜弥(21)やモーニング娘。がいるアップフロントグループに所属することが決定し「いろんなジャンルがある幅広い会社。逆に力になれればと思いますし、互いにとってチャンスの大きな合体だと思っています」。ハロー!プロジェクトのアイドル約40人も出席し、花を添えた。

 昨年11月に受章者として発表された時は、元女優の妻由布子さん(47)と泣き合って喜んだという。「夢にも思っていなくて…。元気に歌えるのは女房のおかげ。彼女が喜んでくれた姿を見て恩返しできたと思いましたし、感極まってしまいました」と振り返った。3日後の14日に還暦を迎え、結婚生活は今年で20周年。3人の子の前で晴れ舞台を全うした五木は「三重の喜び。50代を歌手の集大成にするつもりでしたが、新たな旅立ちの日にしたい」と万感の表情を見せていた。