体重100キロのタレント松村邦洋(40)が、オーストラリアの「ゴールド・コーストマラソン2008」で、制限時間の7時間10分を切る6時間51分40秒で完走し、初めて公式記録に名前を刻んだ。フルマラソン初挑戦の昨年の同大会は、9時間9分6秒で制限時間をオーバーしての完走。今年2月の東京マラソンでは、35キロ地点で5時間半を超え失格となった。「3度目の正直です。32キロ地点で仲間が応援してくれて『ランナーズ・ハイ』のような感じで、疲れなく走れた。さすがに最後の1キロはつらかったけど何とも言えないうれしい気持ちです」。

 今回はTBS「さまぁ~ずINゴールドコースト」(8月3日午後2時)の企画で参加した。和田からは「大きいことをやり遂げることは必ず糧になる」と励まされた。トレーナーの「1キロ減量すると3分短縮できる」の指示で4月に8キロ減量し、100キロまで落とした。5月から本格的に走り込み、1日で30キロ走った日もあった。

 昨年はすぐに歩き「景色見てピクニックのようだった」と振り返るが、今年は走り続け、参加者を抜くことも初体験。「石塚(英彦)さんや内山(信二)君も一緒に走りたいです。機会があれば6時間半で走りたい」と、すっかりデブキャラ随一のランナーになっていた。