歌手さとう宗幸(62)を代表に、宮城県ゆかりの芸能人が05年に結成し、県内小中学校への楽器修復費用の寄付を目的にコンサートを続けてきた「みやぎびっきの会」が7日、初の東京公演を開催した。過去5回は宮城県で開催し、今年も3月19日に仙台市で開催予定だったが、同11日に発生した東日本大震災で延期。都内での開催を決めると、賛同したアーティスト22組が出演を快諾。谷村新司もラスト22曲目の「ふるさと」直前に駆けつけ、全員で熱唱した。収益は「びっきこども基金」を通じ、東日本大震災の被災者をはじめとした、子どもの支援のために使われる。さとうは「被災者が自立できたときが復興の1歩。被災地に元気を下さい!!」と訴えた。