日本テレビ系「家政婦のミタ」などで知られる人気子役の本田望結(9)が、大手芸能事務所オスカープロモーション(以下、オスカー)に移籍することが21日、分かった。鈴木福(9)ら人気子役が数多くいる芸能事務所テアトルアカデミーに所属してきたが、将来的に大人の女優を目指す意識から環境を変えることを決断。7月1日から米倉涼子(37)上戸彩(27)剛力彩芽(20)武井咲(19)ら売れっ子女優が所属する大所帯へ身を移し、新たなスタートを切る。
子役から大人の女優へ-。本田が将来を見据え、移籍を決めた。行き先は、“お姉ちゃん”のいるオスカーだ。
11年10月期放送の「家政婦のミタ」で、本田は、主人公三田灯(松嶋菜々子)の職場、阿須田家の次女役を演じた。「ミタさ~ん」と愛らしく三田を慕う演技で注目を集めた。同作で、阿須田家の長女役を演じたのが、オスカー所属の女優忽那汐里(20)。本田を知る関係者によると、忽那は移籍交渉に加わっていないが、現場で優しくしてくれた忽那とオスカーのスタッフとのやりとりを見るなどしたことが、決意のきっかけになったようだ。
子役時代の人気を維持するのが難しいといわれる日本の芸能界。大人になっても成功するための鍵は「顔、体形、声、性格が一気に変わる思春期をどう乗り越えて、成長していくか」といわれる。本田はまだ9歳だが、両親も含めてそのための準備を進めていた。大人の女優が所属する事務所は数多くあるが、オスカーは全国美少女コンテストという著名なオーディションを設け、中高生の少女をトップ女優に育てるノウハウを持っている。その点も、本田がオスカーを選んだ理由のようだ。
本田は、フィギュアスケートでも将来を嘱望されている。イベントで共演し、本田のスケーティングを見たトリノ五輪金メダリスト荒川静香(31)から「女優をやってなければ、こっち(スケート界)に来てほしい」とスカウトされるほどで、本田自身もスケート選手としての夢も捨てきれないのが現状。オスカーは、本田の移籍と今後について問う日刊スポーツの取材に「何も言えません。ノーコメントです」としたが、7月1日から芸能界での成功とスケート選手としての飛躍という本田の「二刀流」をサポートすることになりそうだ。
◆本田望結(ほんだ・みゆ)2004年(平16)6月1日、京都府生まれ。10年、ピザハットのCMで芸能界デビュー。11年10月期放送の日本テレビ系連続ドラマ「家政婦のミタ」でブレーク。同年のフジテレビ系「マルモのおきて」、12年のTBS系「コドモ警察」などにも出演。現在はハミングNeoのCMなどに出演中。家族は両親、兄、姉2人、妹。きょうだいもスケートを習い、長男太一(14)は国際ジュニア大会でも表彰台の実力者。127センチ。
◆オスカープロモーション
1970年(昭45)に設立された日本有数の大手芸能事務所。設立当初はモデルクラブだったが、現在は俳優、歌手、タレント、モデルを抱えている。87年から「国民的美少女コンテスト」を主催し、後藤久美子、米倉涼子、上戸彩らを輩出した。所属タレントは菊川怜、草笛光子、忽那汐里、剛力彩芽、武井咲らで、6000人以上が所属。所在地は東京都港区北青山。古賀誠一社長。




