SMAP木村拓哉(40)が、カローラハイブリッド(HV)の広告キャラクターに起用された。今日7日から放送されるCM「ラブ&ジーンズ」編では、「TOYOTOWN(トヨタウン)」のジーンズ姿の市長を演じる。「TOYOTOWN」とは、トヨタの企業キャンペーンCMシリーズに登場する架空の街。堺雅人と満島ひかりが演じる夫妻と、同社CMに出演している俳優らが住人に扮(ふん)している。

 CMは、木村が朝の準備をしている場面からスタート。鏡の前でジーンズをはき、ネクタイを結ぶ映像に「ラブ&ジーンズ、それが僕のスローガンだ」とナレーションが重なる。新発売のカローラフィールダーHVを運転してさっそうと登庁すると、住人の笑福亭鶴瓶が「あの人がこの街の市長や」と、堺・満島夫妻や観月ありさに説明するという内容だ。ドラえもんも登場する。

 木村は、同社「ReBORN」CMシリーズに織田信長役で出演しており、今回「TOYOTOWN」の仲間入りをした。「正直なところ、わりと指をくわえて(待って)いたのですが、ようやく自分もTOYOTOWNの一員になれました。魅力のある方がたくさん出演されているので、その中に自分も参加できたことはすごくうれしいです」と喜んだ。

 新型カローラHVシリーズのコンセプトは「COROLLA

 HYBRID

 JEANS」で、ジーンズをはくようにハイブリッドを楽しもうという意味が込められている。ジーンズ姿で出演した木村も「何も考えず、自然体でいられるのがジーンズです。(カローラHVは)コンセプトがジーンズですが、フォーマルにもカジュアルにも気軽にクルマとコミュニケーションを取ってほしいと思います」とアピールしていた。

 また6日には東京・新宿ステーションスクエアに、木村の大型グラフィック広告とカローラフィールダーHVのジーンズラッピングカーが展示され、通行人が足を止めて見入っていた。ジーンズラッピングカーは今後、全国各地で展示される。