男女4人組バンド「ゲスの極み乙女。」の楽曲「デジタルモグラ」が、武井咲(20)綾野剛(32)がダブル主演するフジテレビ系連続ドラマ「すべてがFになる」(10月21日スタート、火曜午後9時)の主題歌に決まったことが29日、分かった。

 理系つながりが、両者を結びつけた。ドラマは同名小説が原作で、スーパー理系頭脳を持つ“リケジョ”の女子大生と工学部建築学科准教授の師弟コンビが、難事件に挑む理系ミステリー。「デジタルモグラ」を手掛けたボーカル兼ギターの川谷絵音(25)は実は、東京農工大工学部応用分子化学科卒。同局編成企画の成河広明氏は「理系ミステリーと称される原作の持つ理知的な雰囲気を醸し出す歌詞。理系ならではの歌詞にひかれ、お願いさせていただきました」と話す。川谷は「ばりばりの理系出身の僕にとって非常に運命を感じます。理系コラボがみせる化学反応に乞うご期待」と喜んでいる。

 「デジタルモグラ」は、「ゲスの極み乙女。」の初フルアルバム「魅力がすごいよ」(来月29日発売)に収録される。