リオデジャネイロ五輪陸上男子100メートルの桐生祥秀(20=東洋大)が20日、欧州遠征から羽田空港に帰国した。

 スウェーデンとハンガリーで2大会3レースを消化。ハンガリーでは地面からの反発を得にくい、軟らかいトラックを経験した。「普段は(トラックの硬さは)気にならないが、グニュグニュだった。でもパウエルはしっかり9秒台(9秒92)で走ってくる。環境は関係ない」。五輪本番までの約3週間、中盤での加速を磨く。