<高校サッカー:駒沢大高2-1大津>◇30日◇1回戦◇国立
全48出場校を代表して、開幕戦の国立のピッチに立った駒大高(東京B)と、大津(熊本)。先制したのは初出場の駒大高でした。「試合前に監督から大津はエンジンがかかるのが遅い。前半10分までに先制すればいけると言われていた」(MF黒木海人)という駒大高はプラン通りに前半7分にMF高平将史のゴールで先制します。10分後に大津MF若杉拓哉のゴールで追いつかれますが、67分に再びFW須貝暁のゴールで逆転。後半終了間際に大津にPKを与えてしまいますが、これを3年生GK岸谷紀久が止め試合終了。2-1で初出場初勝利となりました。
先制点をあげた高平は試合前日、今大会の高校サッカー応援歌であるWEAVER(ウィーバー)の「キミノトモダチ」をダウンロード。「高校サッカーの応援歌は毎年良い曲ばかるだけど、今年は特に歌詞がいい。辛かったこととか、いろいろなことを思い出しました」と3年間の駒大高サッカー部での思い出を振り返りながら、この試合での自分の役割をイメージし、頭の中でまとめていました。同じくサイドでプレーする黒木と「今年のうちのチームのウリはサイド。辛いときでも、誰よりもサイドが走ってチームを助けよう」と約束。その約束通り、黒木が作ったチャンスから、先制点を決めました。
試合後、次の試合に向けての目標を聞かれ「個人としては1試合1得点が目標だけど、まずはチームが勝つことが一番です。走りには自信がある。自分の走りで何人分もカバーして、チームを助けたい。駒大高は部員が多いけど、メンバー外の3年生もみんなが辞めずに僕たちと一緒にサッカーを続けてくれた。応援してくれるみんなの分も恥ずかしくない試合をして、一つでも多く勝ちたいです!」と力強く語った高平。「もちろんまた国立に戻ってきたいけど、そんなに甘くない」と、しっかり気持ちを引き締め、気持ちは既に2日の2回戦に向かっています。(サッカーai編集部
阿部菜美子)



