日本サッカー協会が、2030年W杯で世界4強入りを目標に設定することが8日、分かった。今日9日の理事会で承認された後「2015年宣言」として打ち出される。

 公にはならなかったものの、すでに「2015年宣言」の骨子は、先月の理事会で、中長期間の目標として各理事に説明されている。この1カ月で、技術委員会など、同協会内の実務者レベルで目指す根拠やプロセスなどを練って、新たに理事会に提案することになった。協会関係者は「30年W杯でベスト4以上を目指すための強化方針や、主に育成に力を注ぐ年代など、理事のみなさんに説明できる具体案は出ている」と話した。

 さらに「2015年宣言」には、30年までにFIFA(国際サッカー連盟)ランキング10位以内に入ることも、目標として盛り込まれる。実際、3月12日発表のランクで日本は世界53位と、目標の数字にはほど遠いのが現状だ。日本代表のハリルホジッチ監督が3月13日の就任会見で、10位台を目指すことを公言しており、それが達成できれば、15年後の目標達成も現実味を増すはずだ。

 日本協会は「2005年宣言」で、50年までに日本でW杯を開催し、その大会での優勝を目標として発表した。当然、その目標は継続する。サッカーファンにとって夢のような話だが、15年後にW杯4強、35年後には世界トップに立つことができるか。今後の日本協会の強化方針に注目だ。