日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)が9日、東京・JFAハウスで緊急会見を開き、日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(65)の解任と西野朗新監督(63)の就任を発表した。
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監督交代でメンバーも変わる。ハリルホジッチ監督は15年3月の就任後、78人を招集(合宿のみを含む)し、全38試合で68人に出場機会を与えた。14年W杯ブラジル大会のザッケローニ監督時代は55試合で出場は64人。メンバーをほぼ固定して戦ったザック体制と違い頻繁に選手を入れ替え、井手口、浅野ら若手を抜てきし自画自賛。本田、岡崎、香川のビッグ3も思い切って外した。
コンディションを最重視。実績は気にしなかった極端な前任者のもとで、とにかく縦に速く、裏のスペースに走るよう求められて存在感をなくし、自ら当落線上と認識していた本田や、なぜか実績のない国内組と得点力を比較され招集漏れが続いた岡崎らには、より一層のチャンスが生まれそうだ。
岡崎は歴代3位50得点、本田は同5位36得点の実績があり、経験豊富。連係面も、急仕上げとなる新チームでは財産になる。一方で、重用され始めていたハリル好みの杉本、森岡ら代表の実績に乏しい選手を、新監督がどう評価するか。予備登録のメンバー35人の登録期限は5月14日。時間は、ほとんどない。
【日本代表担当=八反誠】

