FC東京の日本代表MF佐藤龍之介(19)が東京ヴェルディとの「東京ダービー」で1アシストを記録し、勝利に貢献した。
日本代表の森保一監督(57)が視察に訪れる中、ワールドカップ(W杯)北中米大会メンバー発表前、最後の試合でアピールに成功した。
2トップの一角で先発するとトップ下のような位置取りで効果的にボールを引き出し、攻撃にリズムを生み出した。0-1の前半41分には、ペナルティーエリア付近でボールを持ち、DF室屋成(32)に鋭い縦パスを通して一時同点弾をお膳立てした。「ここ数週試合、あそこに室屋選手が内に入ってきて、結構フリーになれるシーンもありましたし、今までの積み重ねが今日結びついてよかったです」とうなずいた。
日本代表はトップ下(シャドー)のポジションにケガ人が続出。アジア最終予選で主軸を担ったMF南野拓実(モナコ)に加え、MF鈴木唯人(フライブルク)やMF三笘薫(ブライトン)まで負傷した。
代表監督が見守る中で、佐藤龍は好プレーを披露。「この試合に限らず、ずっと自分のベストを尽くしてきたので、そこに関しては、今まで全部自分が積み上げてきたので、今日特別なことはないです」と言い切った。
森保監督からは「今のFC東京のアグレッシブな戦いのなかでの貢献と、あとは攻守のつなぎ役、チャンスメークという部分でも存在感あるプレーをしていた」と高く評価された。
運命のメンバー発表まで5日。佐藤龍は「もちろん選ばれたいですし、選ばれるために、やっぱりずっと取り組んできたのもありますけど、ずっと自分は変わらないスタンスで次の試合も臨みたいですし、練習もしっかりして、少しでもうまくなって、週末に迎えたいなと思います」と変わらない姿勢を貫き通す。【佐藤成】

