バルセロナのフリック監督(61)はスペインリーグ2連覇を達成したクラシコ後、「これから勝ち点100到達を目指したい」と新たな偉業達成への意気込みを語った。

バルセロナは10日にホームで行われたスペインリーグ第35節で、優勝争いのライバルであるレアル・マドリードと対戦した。引き分け以上の結果で優勝が決まる状況下、前半9分にラッシュフォードが鮮やかなFKを直接決めると、18分にダニ・オルモの素晴らしいポストプレーからフェラン・トーレスが追加点。最後までゲームをうまくコントロールして無失点に抑え、2-0で勝利して2季連続29回目、クラブ史上初となるクラシコでの優勝を成し遂げた。

試合後、フリック監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えた。最初に、試合当日に父親の訃報(ふほう)を受け、非常につらい状況の中でクラシコに臨んだことについて、「厳しい試合だったがこの日を決して忘れない。選手、会長、副会長、デコ(スポーツディレクター)、そして我々を支えてくれたすべての人たちに感謝している。最終的に最も重要なのは、こんなにも素晴らしいチームを擁していることに大きな誇りを感じているということだ。90分間戦い抜いたその姿勢に感謝している。この優勝を祝わなければならない。ビスカ・バルサ、ビスカ・カタルーニャ(バルサ万歳、カタルーニャ万歳)」とお礼を述べた。

ライバル相手のパフォーマンスについては、「Rマドリードとのクラシコでリーグ優勝を決められたのは本当に素晴らしいことだ。彼らは優れたチームなので簡単ではなかった。選手たちをとても誇りに思う。強敵相手に非常に素晴らしいプレーや守備を見せることができた。誇りを感じているよ。何と言えばいいだろうか。ロッカールームの雰囲気は最高だ。バルセロナで幸せだよ」と喜びをあらわにした。

さらに今季を振り返り、「けが人が続出したことで簡単ではなかったが、それでも我々は本当に素晴らしいプレーを披露し、リーグ終盤を非常にうまく戦い抜くことができた。守備面で良いプレーができ、クバルシ、ジェラール・マルティン、エリック(ガルシア)などは本当にすごかった。また、多くの選手を起用できたので、ベンチメンバーを生かすこともできた。これから勝ち点100到達を目指したい。とはいえ選手たちは今、この優勝を祝うに値している。そして来季は欧州チャンピオンズリーグ制覇を目指していく」と次の目標への意気込みを語っていた。

バルセロナは勝ち点91。残り3節(アラベス、ベティス、バレンシア)に連勝した場合、スペインリーグ史上3度目となる勝ち点100に到達する。(高橋智行通信員)