日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(59)が24日、東京・港区のイタリア大使館で日本とイタリアの友好促進に貢献したとして「コメンダトーレ章(イタリアの星勲章)」を贈呈された。

 受章後のあいさつで「今回の受章という結果は日本代表の活躍があったからこそ。代表の躍進は私の力だけではない。日本協会、スタッフ、職員みなさんの仕事のおかげで感謝しています。この受章により私の日本代表の仕事が終わるわけではない。これからも良い結果を出していきたい」と意気込みを語った。

 日本サッカー協会の大仁邦弥会長(68)も指揮官に続き「私どもサッカー協会にとっても名誉なこと。ザッケローニ監督にはこれからも日本サッカーのためにご尽力いただき、来年3月のW杯最終予選ヨルダン戦に勝って世界最速でW杯出場権を獲得してほしい」と謝辞を述べた。