MF中村俊輔(29)が、右足首の故障を押してバーレーン戦出場を目指す。14日のタイ戦は痛み止め注射を打って出場し、15日の帰国直後は「足の薬(の効能)が切れた。痛いよ」と訴えた。日本が敗れた3月のバーレーン戦には招集されていなかっただけに、「出たい。借りを返す気持ち」と強い思いを口にした。

 16日に患部の検査を行うが、試合までに回復する保証はない。ただ仮に試合に出られなくても、チームに帯同し続けるつもりだ。「勝つためだけじゃなく、グラウンドで引っ張っていければ」。リーダーとしての自覚は、日ごとに大きくなっている。

 既にバーレーンの分析はできている。「後ろ(DF陣)が大きい。(スピーディーに背後を突く)FW玉田が生きてくると思う」。優勝した04年アジア杯でコンビを組み、最近も「(岡田ジャパンで)最も動きがいい」と評価する玉田をキーマンに挙げた。【村上幸将】