それでもオーストラリア戦は大丈夫!

 バーレーン戦に出場しなかった岡田ジャパンの主力は順調だ。MF遠藤保仁(29=G大阪)は欠場したバーレーン戦をスタンド観戦。“上から目線”で「リズムの変化が足りない」など問題点を確認した。右太もも痛もほぼ完治し、2月4日フィンランド戦(国立)で復帰濃厚だ。

 屈辱の黒星もMF遠藤には収穫たっぷりだった。28日は29歳の誕生日だったが、右太もも痛による調整不足を考慮され、スタンド観戦。「真ん中(ゴール前)を固めてくる相手に対して、サイドがうまく使えなかった。もっとリズムの変化があってもよかった。上から見ていて、いい勉強になった」と課題が露呈したことを前向きにとらえた。17日に本格始動し、右太もも痛もほぼ完治。「足の不安はまったくない。あとは実戦感覚かな。試合をやることが大事」と、大一番前の2月4日のフィンランド戦出場を目指す。