【グアム(米国)15日=福岡吉央】関塚ジャパンが、暗雲の漂う中で2012年のスタートを切った。日本代表を兼任するU-23日本代表候補MF清武弘嗣(22=C大阪)が発熱のためグアム入りできず、千葉県内の病院に入院した。エース不在でグアムでの代表候補合宿を開始した。熱が下がれば途中合流する予定。出場権獲得へ正念場を迎える関塚隆監督(51)は出ばなをくじかれた。

 グアムに降り立った飛行機の中に、清武の姿はなかった。清武は成田市内のホテルに集合した14日夜に発熱し、この日朝、千葉県内の病院に急行した。平熱に戻るまでチームを離脱することになった。

 関塚監督は「熱だから仕方ない。38度あったので、しっかりチェックしてもらった方がいいということ」と苦い顔。今キャンプの目的について「このメンバーは(シリア戦の)2月5日に必要な選手。全員が自分の体を仕上げることをやってほしい」と話したが、初日から主力脱落に、表情は曇りがちだった。

 関塚監督は清武に対し、A代表兼任選手として、U-23世代へ経験の還元を期待していた。「清武は我々のチームでもしっかり結果を残したが、それ以上に上乗せをしてもらわなきゃいけない。成長して、その上でA代表で吸収したものをプラスアルファにしてくれれば」。

 主将のMF山村は「(清武)弘嗣が少し遅れるのは残念だけど、この時期でよかった。今いる人で盛り上げて、意識を高くやっていきたい」とポジティブに捉えた。幸い清武はインフルエンザではなかったため、回復次第、グアムに向かう予定。