ザックジャパンで「SKH44」が躍動した。日本代表候補合宿最終日の25日、千葉県内で明大と練習試合を行った。後半23分にDF酒井宏樹(22=柏)の右クロスをFW原口元気(20=浦和)が右足で押し込めば、同40分にはFW清武弘嗣(22=C大阪)と原口のコンビネーションでゴール前に到達し、最後は清武が右足でゴール。ロンドン五輪で、68年のメキシコ大会以来44年ぶりのメダル獲得を目指す関塚ジャパンの主力たちが結果を残した。
3人の活躍に、アルベルト・ザッケローニ監督(59)も「彼らは明日の日本を背負っていく存在」とうなった。試合後には、個別に話し合う時間を設け「インターナショナルレベルで何が必要なのかを伝えました」と明かした。これには、五輪代表の中心として期待される清武も気が引き締まった様子。具体的な内容は明かさなかったが「いろいろ勉強になった。監督の求めているサッカーに近づけるようにやっていきたい」と話した。
前日24日の組み合わせ決定は、滞在先ホテルで食事中に聞いた。初戦の相手が強豪スペインとなったことよりも、オーバーエージ枠を使用する場合に誰が代表入りするかが話題となり、酒井や権田らと「女子会」ばりに話し込む2時間以上の“ミーティング”となったという。原口も「誰が来るんだという話で、だいぶ盛り上がりましたよ」と笑顔で振り返った。
大舞台への意識は徐々に高まっている。清武は「スペインとやるのは楽しみ。名前負けせずにガンガンいけたらいい」と武者震いした。メダル獲得に向けて、ロンドンでも3人のユニット結成が望まれる。【由本裕貴】

