アギーレ流を積極的にJリーグに還元する。日本協会の霜田正浩技術委員長(47)は4日、「アギーレ監督とJリーグ関係者との交流をもっと増やしたい。情報の共有をしていきたい」と明言。日本代表ハビエル・アギーレ監督(55)の意見を有効利用する意向を示した。

 U-21日本代表を筆頭に、育成年代のU-19、U-16代表が結果を残せない状況を危惧。育成が発達しているメキシコ、スペインの流儀を熟知しているアギーレ監督から「育成だけでなく、Jリーグに対しての感想をもらっている」という意見を現場に落とし込む。

 以前からアギーレ監督は「スペインのカンテラ(下部組織)の手法を日本に取り入れた方がいい」と話しているように、就任時から日本の育成年代の強化に対しても熱意を見せていた。世界レベルの経験が豊富な指揮官の貴重な「金言」を生かさない手はない。

 霜田委員長は「日本のこれまでの育成のやり方を完全否定する必要はない。日常、Jクラブなどの育成のみなさんと情報を共有しないといけない」と話していたが、この共有情報に「アギーレの哲学」も追加されることになる。