<国際親善試合:日本6-0ホンジュラス>◇14日◇豊田ス

 日本代表キャプテン長谷部誠(30=フランクフルト)が、アギーレジャパン初出場を大勝で飾った。W杯ブラジル大会以来の主将マークを左腕に巻き、後半33分に退くまでチームを統率。「ほとんど初めて」という中盤の底のアンカーを無難にこなした。前半41分にはスライディングで相手から奪った球が本田に通り、アシストがついた。「あれはクリアしただけ」と笑ったが、敵の反撃意欲を失わせるプレーになった。

 9月の初陣も招集されたが、負傷離脱。10月も呼ばれず、まだ手探り状態だ。それでも「頭を使って考えながらやりました」。攻撃では最終ラインまで下がって組み立ての起点になり、守備では「相手のFWとセンターバックが2対2にならないよう常に意識していた」とバランスを取った。

 所属するフランクフルトのシャーフ監督が視察に訪れた前で安定したプレーを披露し、試合後は談笑。主将についても「流動的で様子見でしょ」と冷静に受け止めるが、その存在は欠かせないものになりそうだ。