<アジアCL:水原(韓国)0-0G大阪>◇24日◇1次リーグ◇G組◇韓国・水原

 2年ぶりのアジア制覇を狙うG大阪が、初戦を引き分けた。前半は相手の厳しいプレスに苦しみ無得点。後半は中盤から攻撃を組み立て決定機を作った。9分にはMF橋本がシュートを放ったが、惜しくもポスト直撃。17分にも橋本がGKとの1対1を外した。その後も途中出場のFWチョ・ジェジン、宇佐美らがチャンスを作ったが、最後まで決めきることはできず。結局、0-0で06年から続いていたACLの敵地連勝記録が10で止まった。

 西野監督は「決定機、チャンスはガンバの方が多かった。必ず今日は勝ちきれる試合だという中で、選手はそれを実践してくれたのだが。ポイント3(勝ち点3)を取ることができた試合」と悔しがった。

 途中出場で公式戦デビューしたDF菅沼は「緊張しましたけど、落ち着いてリラックスしてやるよう自分に言い聞かせながらやりました」と話した。