<アジアCL:メルボルン・ビクトリー1-0川崎F>◇31日◇1次リーグ◇E組◇メルボルン

 1次リーグ突破を目指すE組の川崎Fが、がけっぷちに立たされた。アウェーでメルボルン(オーストラリア)と対戦。先週、ホームで4-0と大勝した相手だったが、故障などで主力を欠いた上、微妙な判定にも泣いて0-1と惜敗した。1勝3敗の勝ち点3と、決勝トーナメント進出には残り2戦の連勝が求められる厳しい状況になった。G大阪は、ホームでシンガポールAF(シンガポール)に3-0と完勝し、3年連続の1次リーグ突破に王手をかけた。

 0-1の後半ロスタイム。ゴール至近距離からのFWレナチーニョのシュートは、メルボルンGKランジェラクのスーパーセーブではじかれた。最後のチャンスを逸し、選手たちは思わず天を仰いだ。高畠監督は「気持ち、球際の部分で相手が勝っていた」と振り返った。

 勝たなくてはいけない試合だった。07、09年8強と出場した過去2回は決勝トーナメント進出を果たしたが、今季は1次リーグ開始から2連敗と出遅れた。巻き返しへ、FW黒津らが果敢に相手DFライン裏を突き、何度も決定機を迎えた。しかし、シュートはことごとくランジェラクにはじかれた。高畠監督は「結果的にうちがゴールをこじあけられなかった」。前節、「乱暴な行為」で退場したFW鄭大世の出場停止が響いて決定力不足。後半14分には、微妙な判定でDF小宮山がPKを献上し、決勝点を奪われた。

 FWジュニーニョ、MF中村ら主力の負傷離脱で、3月20日横浜戦で0-4と大敗して以来、厳しい戦いが続く。この一戦ではDF井川が大会2回目の警告を受け、14日城南一和戦は出場停止。トンネルの出口が、なかなか見えない。