浦和のペトロビッチ監督(57)が、試合終了と同時に大きなブーイングを浴びせたホームのサポーターに異を唱えた。

 前半開始早々の3分に先制点を奪われ、ボールを保持するものの決定機を決めきれない悪癖を露呈。

 開幕2連敗でG組最下位に沈んだことに加え、2月28日の富士ゼロックス・スーパー杯G大阪戦の黒星を含むと公式戦3連敗。ブーイングもやむを得ない状況ではあるが、指揮官は「選手は1人少ない中で最期まで戦っていた。この中で応援してくれるのがサポーターと思うが、試合後に大きなブーイングが起こり胸が痛い。私は良い戦いをして常に全力で戦っている彼ら(選手)に対してブーイングを浴びせるのは違うと思う。私はこのチームの責任者であり、ブーイングされるなら私。3連敗の責任は私にある。私がふさわしくないと思えば、クラブ幹部がそれを決めればいい。私が言えるのは今日のサッカーは素晴らしいものだったということ」と声を荒らげていた。