サッカーJ1東京の日本代表FW武藤嘉紀(22)が、プレミアリーグの名門チェルシーから正式オファーを受けたことが8日、分かった。東京の大金直樹社長(48)が認め、今夏にも移籍する可能性が出てきた。

 武藤は昨季日本代表に定着するなど大ブレーク。今季も開幕から3得点し、ハリルジャパンで起用される逸材が、名将モウリーニョ監督の目に留まった。

 首と腰を痛めている武藤はこの日の午前、練習試合を行ったチームとは別にリハビリメニューで調整。今日9日から合流する予定で、異例のオファーを「今は東京でプレーすることに集中したい」と冷静に受け止め、12日の次節・湘南戦に照準を合わせているという。