東京Vが後半ロスタイムのMF南秀仁(21)の2ゴールで群馬に勝利。昨年の成績からは考えられない、ホーム4連勝を飾った。

 後半26分から途中出場した南は、ロスタイム突入後すぐに右DF安西幸輝(19)のクロスを左足で押し込んで1点。さらに2分後にはカーブ回転でGKの右上を巻いてネットを揺らす、技あり右足シュートを決めた。

 南は「昨日、冨樫監督から『ゴールデンウイーク(GW)に2点くらい取ってくれればいいな』と言われたので、『すぐ取っちゃいました』と言ったら、監督は笑ってました。まだGWに試合があるのでもう少し取らないといけないですね」と笑顔を見せた。

 東京Vは昨季、ホームでわずか4勝。しかもこの日の舞台、味スタではたったの1勝だった(その他、味の素フィールド西が丘で2勝、駒沢で1勝)。それが今年は群馬戦での白星で、早くも味スタで3勝目。今季ホーム成績を負けなしの4勝1分けとした。