J1で初の2連勝に松本反町康治監督(51)は「やっと成人式を終えることができた」と独特の言い回しでチームの成長をたたえた。

 無失点をテーマに試合に臨み、不安視された立ち上がりの15分を乗り切ると攻撃にリズムが生まれた。前半42分、オビナが競り合ったクロスのこぼれ球を決めてJ1初ゴールのMF岩沼は「シュートで終わる意識が、たまたま入った」と控えめに喜んだ。川崎Fとの次節に向けて反町監督は「本当の力が試される、良い機会」と言い切った。