広島FW佐藤寿人(33)と、川崎FのFW大久保嘉人(33)の直接対決。

 J1通算最多得点を争う2人の点取り屋は、ともに前半は無得点のまま折り返した。

 広島は後半5分、FKのこぼれ球を拾ったMF柴崎が、スーパーミドルで先制。広島FW佐藤は無得点のまま同14分に途中交代した。

 1点を追う川崎Fは、同38分。得点ランクトップを走るFW大久保が、こん身のミドルシュートを突き刺して1-1の同点とした。大久保にとっては、病床の莉瑛夫人に贈るゴールになった。

 同点のまま迎えた後半ロスタイム。広島はMF山岸が土壇場で勝ち越し弾。結局、ホームの広島が2-1で粘り勝ち。川崎Fは連勝が4でストップした。